「 投稿者アーカイブ:technofer 」 一覧

キャリアコンサルタント検定試験2 I テクノファ

2020/08/01   -国家試験

キャリアコンサルティングという専門的支援が必要となったのは、バブル崩壊がったからです。それまで日本企業においてその成長を支えていたのは年功序列、終身雇用、企業内労働組合であったことは周知のことですが、 それが功を奏したのは、日本と日本の貿易相手国の経済成長が右肩上がりだったからです。右肩上がりの経済成長を前提にした日本企業の経済活動は、バブル崩壊によりその前提が崩れたために、企業は労働者の丸抱えができなくなり、大量解雇や事業の統廃合が始まりました。いわゆるリストラです。その結果、労働者は好むと好まざるとにかかわらず、自分の生き方や働き方は、自分の問題として自分で考えることを余儀なくされました。 …

キャリアコンサルティングとキャリアカウンセリング6 I テクノファ

2020/07/26   -基礎編・理論編

ここまで3回にわたってヘルピング技法について紹介してきました。同技法は、ヘルパーとヘルピーの相互作用によって、ヘルピーが、さらに自己探索を進め、自己理解を深め、行動計画を修正し、より効果的な行動をとれるようになることを目指す援助サイクルであることをお伝えできたなら幸いです。 さて、今回から3回の予定でブリーフ―セラピー(BFT)を取り上げます。BFTに関心を持ったのは、私が理事として運営をお手伝いしている日本家族カウンセリング協会※1で、理事長の長谷川啓三※2先生から直接お話を伺うようになったことがきっかけです。ここからは日本家族カウンセリング協会研修会での長谷川先生の講義内容と若島孔文 長谷 …

キャリアコンサルタント検定試験 I テクノファ

2020/07/16   -国家試験

キャリア開発・形成の支援活動であるキャリアコンサルティングに関しては、国家資格キャリアコンサルタントと、国家検定キャリアコンサルティング技能検定1級・2級があり、キャリアコンサルティング技能検定はキャリアコンサルタントの上位に位置付けられます。キャリアコンサルタントは国家資格となり、名称独占となったため「キャリアコンサルタント」を名乗るにはキャリアコンサルタント試験に合格、資格取得後に登録が必要です。キャリアコンサルティング技能検定に合格すればキャリアコンサルティング技能士の称号が付与されます。キャリアコンサルティング技能士の他に、登録すれば「キャリアコンサルタントを名乗ることができます。 キ …

うつ病を自覚しないクライエント2 I テクノファ

2020/07/10   -実践編・応用編

前回に続きAさんがクライアントとして来た時の話です。 Aさんの仕事は周囲から見るとかなり多忙で激務ともいえるものでしたが、Aさん本人はこの仕事を特に苦痛と感じることはなく、むしろ前回にも述べたように、やりがいを求めて転職して良い結果を得られたと感じていたようです。 しばらくしてAさんはこの職場でキャリアを積み管理職(課長)に昇格しました。昇格したとはいっても中堅企業ゆえ、いままで担当していた仕事はそのまま自分の仕事として継続して担当し、新たに部門のマネジメント業務が増えることになりました。さらに一つ重要な仕事が増えました。この会社の営業の仕事として製品や部品の原価の確認と決定業務にかかわってい …

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キャリアコンサルタント養成講座15 I テクノファ

2020/07/01   -基礎編・理論編

ー 傾聴とは積極的に聴くことである ー ドラッカーは近代経営学の父と呼ばれた人ですが、彼は経営者が効果的にマネジメントする8つの慣行を提案しました。その中に「最初に聴き、最後に話す」というものがあります。リーダーシップの本質は「信頼を獲得して結果を得ること」ですが、 信頼を得る行動で最大効果を生むものが聴くことであると述べています。驚くべきことに、多くの指導者は聴くことをうまくやれません。多くの調査で「指導者の聴く能力」は、評価項目で最も低いレベルに位置付けられています。最初に聴いて、最後に話しすることは大変重要なことです。 それはとても単純ですが、多くの人々はそれを理解することができません。 …

うつ病を自覚しないクライエント I テクノファ

2020/06/22   -実践編・応用編

前回は本人がうつ病であると自覚して専門医の診断を受けた例を紹介しました。キャリアコンサルタントとしては、ある意味扱いやすい事例だったと思います。しかし、本人もキャリアコンサルタントもうつ病にかかっていることを知らないでいると、コンサルティングで意識せず症状に思わず一歩踏み込んでしまう失敗があります。うつ病は職場の環境や人間関係が引き金になって発症するケースが多いと思いますが、Aさんのようにはっきりとした精神症状を伴わないために、周囲の人も本人もうつ病であることに気付いていないクライアントは数多く存在します。 国内では100人に3~7人の割合でそのようなうつ病が発症していると言われており、一度発 …

キャリアコンサルティングとキャリアカウンセリング5 I テクノファ

2020/06/11   -基礎編・理論編

前回まで、ヘルピング技法について(1)かかわり技法(事前段階)(2)応答技法(第1段階)(3)意識化技法(第2段階)を解説してきました。第2段階までに用いられてきた技法は、自己理論、精神分析理論、そして論理療法を伏線としており、ヘルピーが自分の実態「現在地」に気づき、なりたい自分の「目的地」に気づくことをサポートするためのものでした。 これから解説する(4)手ほどき技法は、既に記したように行動療法が伏線になっています(國分康孝1996年「カウンセリングの原理」)。しかしながら、行動療法というと治療的意味合いが強くなってしまうので、これを意識して以下の解説では行動カウンセリングと記します。これは …

キャリアコンサルタント養成講座14 I テクノファ

2020/06/04   -基礎編・理論編

- 傾聴と相互理解の難しさ - テクノファは、「組織マネジメントシステム教育」と「人モチベーション教育」の2大テーマを車の両輪のごとく強力に駆動させ、組織経営という車を着実に運転していただけるようになることを念じながら、日頃の研修をさせていただいております。社会に貢献するためには、知ることだけではなく、できること即ち実践できるようになることが重要であると考え、研修の大きな目標を「システムという枠の中に実体を入れる」ことを目指してきました。 市場経済至上主義が行き過ぎた結果、利益追求がすべてに優先する社会になっていますが、新型コロナウイルスの世界的疫病蔓延で、表面的な利益追求でなく本質的な幸福追 …

うつ病を自覚したクライエント I テクノファ

2020/05/25   -実践編・応用編

仕事や人間関係に行き詰まり、自分がうつ病であることを自覚しないままキャリアコンサルティングの面談に訪れる人が多くなっています。厚生労働省のサイトによると、うつ病など気分[感情]障害(躁うつ病を含む)患者は、平成14年は71.1万人、平成29年は127.6万人と16年で倍近くまで増加しています。 この数値の伸びに比例するようにうつ病の症状のある人との面談の機会が増えてきたということでしょう。 今回はうつ病を発症した人との面談事例を紹介します。相談者は30代後半の女性Aさんです。Aさんとは以前にも面談したことがあります。当時の面談内容は次のようなものでした。 Aさんは、新卒で地元の中堅企業に勤め、 …

キャリアコンサルタント養成講座13 I テクノファ

2020/05/20   -基礎編・理論編

- リファーできるフォローアップの重要性 - キャリアコンサルタント養成講座の12日間だけで本当に「本物のキャリア・カウンセラー」になれるかというとそれは違います。12日間の講座を受けて首尾よく合格したとしても、その時点ではキャリア・カウンセラーとしての出発点に立ったにしか過ぎません。さらにその後、キャリア・カウンセラーの資格を取得したあとでも「本物のキャリア・カウンセラー」を目指して、スーパーバイザーの指導を受け、さらなるスキルアップを図ることが必要だと思います。テクノファでは、そのようなフォローアップコースのステップを順次踏んでいただくために、有資格者を対象としたインターンシップをカウンセ …

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