「 基礎編・理論編 」 一覧

キャリアコンサルティングとキャリアカウンセリング 8 I テクノファ

2020/10/05   -基礎編・理論編

1.キャリアコンサルタントの能力要件 2016年4月に施行された職業能力開発促進法は、キャリア支援の社会的重要性の高まりを反映して整備された内容となっています。具体的には、労働者は自ら職業生活設計を行い、自発的に職業能力開発に努める立場であること、事業主は労働者のこのような能力開発をキャリアコンサルティングの機会を確保その他の援助を行うこと、そして、キャリアコンサルタントの業務内容や登録制度、これら3点が規定されたことです。 一方で、厚生労働省は検討会を設置して法制化されたキャリアコンサルタントの業務遂行に当たっての能力要件等について調査研究を進めており、2018年3月にキャリアコンサルタント …

キャリアコンサルタント熟練レベルのを目指して 4 I テクノファ

2020/09/30   -基礎編・理論編

熟練レベルのキャリアコンサルタントを目指すにはネットワークが重要 熟練レベルのキャリアコンサルタントでは、より効果的なキャリア開発形成支援のために、人的なネットワークを持ち、活用するだけでなく、クライエントを取り巻く環境への働きかけも必要になります。 ■キャリアコンサルタントは人的ネットワークと環境への働きかけが重要 ①人的ネットワーク 熟練レベルのキャリアコンサルタントの特長は、キャリア開発・形成支援のためのリソースを組織化し、関係者と効果的に連携して活動している点です。すなわち、人的なネットワークを持ち、自分の専門領域以外のテーマに関してはそれを効果的に活用しているということです。1人です …

キャリアコンサルタント熟練レベルを目指して3 I テクノファ

2020/09/28   -基礎編・理論編

熟練レベルと非熟練レベルとの差異 厚生労働省がキャリア開発・形成を支援するキャリアコンサルティングという専門的な活動を担う人材を、登録制の名称独占資格のキャリアコンサルタントとして、導入・標準・熟練・指導の4つのレベルに分けて能力要件を定め、キャリアコンサルティングの制度を策定、運用していることはすでに説明してきたとおりですが、ここでは、熟練レベルと非熟練レベルとの差異について、中央職業能力開発協会のキャリアコンサルティング研究会報告書「熟練キャリアコンサルタントに係る調査研究」を引用して説明します。 原則として厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了し、国家資格キャリアコンサルタント試験に合格 …

キャリアコンサルタント養成講座16 I テクノファ

2020/09/24   -基礎編・理論編

キャリアとは何か、キャリアの定義 キャリアコンサルタントの役割を理解するためには、「キャリア」とは何か、つまり「キャリア」の定義、意味、概念を理解しておかなければなりません。 ■他人を支援する前に自身のキャリアを自覚する キャリアは日本の社会に長い間存在していなかった概念であるために、一般には正しく理解されていない面があり、そのために混乱したり、迷ったり、傷ついたりしている人が数多く見受けられます。したがって、キャリア開発・形成の支援をする場合には、まず「キャリア」の定義、意味、概念を正しく理解しておかなければなりません。そして、キャリアコンサルタントが自身のキャリアを明確に自覚し、自身がキャ …

キャリアコンサルタント熟練レベルを目指して 2I テクノファ

熟練キャリアコンサルタントを目指すにあたって、近道はありません。実践経験を積みながら、日々研鑽を重ねることが何より重要です。 ■「自ら成長したい」という強い思いが不可欠 熟練キャリアコンサルタントになるために、近道や特効薬はありません。継続した学習と実践を積むしかありません。そのうえで、ケースにおける失敗経験を反省し、自身の力量を自覚するとともに、成功経験をその後の活動に効果的に反映させるべく、活動に対する先輩や指導者からのフィードバックを求め、自分の資質の向上に努めることなどで、はじめて熟練キャリアコンサルタントに近づいていきます。つまり、熟練キャリアコンサルタントを目指すには、受け身の姿勢 …

キャリアコンサルタント熟練レベルを目指して I テクノファ

2020/09/11   -基礎編・理論編

熟練レベルと非熟練レベルとの差異 厚生労働省がキャリア開発・形成を支援するキャリアコンサルティングという専門的な活動を担う人材を、登録制の名称独占資格のキャリアコンサルタントとして、導入・標準・熟練・指導の4つのレベルに分けて能力要件を定め、キャリアコンサルティングの制度を策定、運用していることはすでに説明してきたとおりですが、ここでは、熟練レベルと非熟練レベルとの差異について、中央職業能力開発協会のキャリアコンサルティング研究会報告書「熟練キャリアコンサルタントに係る調査研究」を引用して説明します。 原則として厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了し、国家資格キャリアコンサルタント試験に合格 …

キャリアコンサルティングとキャリアカウンセリング7 I テクノファ

2020/08/31   -基礎編・理論編

今回は、キャリアコンサルティングに活用できる技法として、前回の1.BFTの理論的背景で記した(4)を反映する治療的会話法を紹介します。 ただ、その前に、本連載のテーマ「キャリアコンサルティングに必要なカウンセリング技法」でいう技法とは何かを少し再確認しておきたいと思います。理由は、本連載の3で紹介しました國分康孝1996年『カウンセリングの技法は理論・哲学・パーソナリティが三位一体となって具象化した反応のことである』の意味を確認していた方が、BFTのスムーズな理解に繋がると思われるからです。以下、國分康孝1979「カウンセリングの技法」誠信書房※5を引用(本文では『 』※5で記してあります。) …

キャリアコンサルタント国家資格6 I テクノファ

2020/08/24   -基礎編・理論編

「厚労省のキャリアコンサルタント国家資格合格」のまとめです。 厚労省の定める「キャリアコンサルタント3つのレベル」の説明前に、標準レベルになる前の入口レベルについて話します。この入口レベルは資格ではありません。 ただ、入口(導入)レベルは大切なことを含んでいますので最後に説明をいたします。 広い意味でのキャリアコンサルティング(企業における人材育成など)に関する基礎的な知識を持ち、なおかつ実践している人は既にキャリアコンサルタントの入り口にいます。企業における人材育成は、広い意味でのキャリアコンサルティングととらえることができます。たとえば、管理者が行う部下育成は、部下のキャリア開発・形成を支 …

キャリアコンサルタント国家資格5 I テクノファ

2020/08/19   -基礎編・理論編

厚生労働省のキャリアコンサルティング実施のために必要な能力要件の説明をしています。前回は、「Ⅳ キャリアコンサルタントの倫理と行動、3.ネットワークの認識及び実践、(2) 専門機関への紹介及び専門家への照会」まで説明しました。 今回は、「Ⅳ キャリアコンサルタントの倫理と行動、4.自己研鑽及びキャリアコンサルティングに関する指導を受ける必要性の認識、(1)自己研鑽」から能力要件の最後まで(5.キャリアコンサルタントとしての倫理と姿勢、(4) キャリアコンサルタントとしての姿勢)説明を続けます。 4.自己研鑽及びキャリアコンサルティングに関する指導を受ける必要性の認識 (1) 自己研鑽 ・キャリ …

キャリアコンサルタント国家資格4 I テクノファ

2020/08/17   -基礎編・理論編

厚生労働省のキャリアコンサルティング実施のために必要な能力要件の説明をしています。前回は、「Ⅲキャリアコンサルティングを行う、2.相談過程において必要な技能、(4)自己啓発の支援」まで説明しました。 今回は、「Ⅲキャリアコンサルティングを行う、2.相談過程において必要な技能、(5) 意思決定の支援」から説明を続けます。 (5) 意思決定の支援 1) キャリア・プランの作成支援 ・自己理解、仕事理解及び啓発的経験をもとに、職業だけでなくどのような人生を送るのかという観点や、自身と家族の基本的生活設計の観点等のライフプランを踏まえ、相談者の中高年齢期をも展望した中長期的なキャリア・プランの作成を支 …

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