国家試験

キャリコンサルタント国家試験合格 112 | テクノファ

投稿日:

キャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを行う上で係りのある働きかた改革を推進する多様で柔軟な働きかたをかなえる制度・施策が整備されてきていること、 その制度施策に基づく具体的な支援情報を、支援を必要としている人や支援する側の立場の人・組織に周知するサイトがあること、働きかた改革を推進するためには働く人のキャリア形成支援も重要であることから、キャリア形成支援におけるキャリアコンサルティングの役割が重視され、キャリアコンサルティングの質の向上や、キャリアコンサルタントの能力向上が図られていることなど、今まで主として働きかた改革に関連した事項を中心に説明してきました。

今回からは、キャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを行う際に必要な知識とそれを補う資料について、説明します。

今回は厚生労働省編一般職業適性検査(General Aptitude Test Battery: GATB )についてです。
厚生労働省編 一般職業適性検査(General Aptitude Test Battery: GATB)は、多様な職業分野で仕事をする上で必要とされる代表的な9種の能力(適性能)を測定することにより、個人の理解や適職領域の探索等、望ましい職業選択を行うための情報を提供することを目的として作成されたものです。

独立行政法人労働政策研究・研修機構のサイト
https://www.jil.go.jp/institute/seika/tools/GATB.html
に書かれている内容により説明します。

  • 厚生労働省編 一般職業適性検査(General Aptitude Test Battery: GATB)

〇検査の目的
主に学校(中学校・高等学校、専門学校、短期大学、大学等)における生徒、学生に対する進路指導のための活用および公共職業安定所その他の職業相談機関における求職者や来談者に対する職業相談・職業指導のための活用。

〇9つの適性能を測定します。(適性能とは、能力的側面のうち、基礎的な能力特性で、今はできなくても学習や訓練によってできるようになる潜在能力(可能性)のこと)
・知的能力:一般的学習能力
・言語能力:言語の意味およびそれに関連した概念を理解し、それを有効に使いこなす能力。言語相互の関係および文章や句の意味を理解する能力。
・数理能力:計算を正確に速く行うとともに、応用問題を推理し、解く能力。
・書記的知覚:言葉や印刷物、伝票類を細部まで正しく知覚する能力。文字や数字を直観的に比較弁別し、違いを見つけ、あるいは校正する能力。文字や数字に限らず、対象を素早く知覚する能力。
・空間判断力:立体形を理解したり、平面図から立体形を想像したり、考えたりする能力。物体間の位置関係とその変化を正しく理解する能力。青写真を読んだり、幾何学の問題を解いたりする能力。
・形態知覚:実物あるいは図解されたものを細部まで正しく知覚する能力。図形を見比べて、その形や陰影、線の太さや長さなどの細かい差異を弁別する能力。
・運動能力:眼と手または指を共応させて、迅速かつ正確に作業を遂行する能力。眼で見ながら、手の迅速な運動を正しくコントロールする能力。
・指先の器用さ:速く、しかも正確に指を動かし、小さいものを巧みに取り扱う能力。
・手腕の器用さ:手腕を思うままに巧みに動かす能力。物を取り上げたり、置いたり、持ち替えたり、裏返したりするなどの手腕や手首を巧みに動かす能力。

〇対象者
原則として 13歳(中学生)~45歳程度の一般求職者である。

〇所要時間
紙筆検査(45~50分)、器具検査(12~15分)

〇特徴
制限時間内にできるだけ早く正確に回答する最大能力検査。個別でも集団でも実施可。適性のうち、能力に関する特徴を把握可能。

〇数値化した検査結果をプロフィール(グラフ)であらわすことで、得意分野、不得意分野などの特徴が視覚的にわかりやすい。
(つづく)A.K

-国家試験

執筆者:

関連記事

キャリアコンサルタント国家試験合格 32 | テクノファ

国家試験機関「キャリアコンサルティング協議会」は、平成30年3月の厚生労働省の見直しに合わせて「キャリアコンサルタント試験の出題範囲」を改定しました。新「キャリアコンサルタント試験の出題範囲(キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目)」の適用は、2020年度(令和2)からの試験となっています。 ここでは、新「キャリアコンサルタント試験の出題範囲(キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目)」に焦点を合わせて、分野ごとに過去問を中心に勉強をしていきたいと思います。ここ一連は労働法関係の過去問を勉強しています。 労働法関係については、「キャリアコンサルタン …

キャリアコンサルタント国家試験合格  102 | テクノファ

キャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを行う上で係りのある働きかた改革を推進する多様で柔軟な働きかたをかなえる制度・施策が整備されてきていること、その制度施策にもとずく具体的な支援情報を、支援を必要としている人や支援する側の立場の人・組織に周知するサイトがあること、働きかた改革を推進するためには働く人のキャリア形成支援も重要であることから、キャリア形成支援におけるキャリアコンサルティングの役割が重視され、キャリアコンサルティングの質の向上や、キャリアコンサルタントの能力向上が図られていることなど、今まで主として働きかた改革に関連した事項を中心に説明してきました。 今回からは、キャリア …

キャリコンサルタント国家試験合格 46 | テクノファ

今回もキャリアコンサルタント国家試験合格45の続きとして、 キャリアコンサルタント国家試験を受けた経験をT.A氏に語っていただきます。 【合格後の回想】 合格したはいいが、ロールプレイでどうしても、「もやもやしたもの」が残る。自分の中で整理がつかない部分として、もしクライエントがある時期専業主婦であったとしても再就職を考えるにおいては、ハローワークへ行くことや人材派遣会社への登録をするという行動をとることすらしていないことはないのではないか、という思いである。このあたりがやはり自分の「めがね」で見て相手を決めつけてしまう、という矯正すべき部分と言えるのではないか。そのように考えると、外資系とい …

キャリアコンサルタント国家試験合格 31-2 | テクノファ

前回に続き過去問「き」の2回目です。国家試験機関「キャリアコンサルティング協議会」は、平成30年3月の厚生労働省の見直しに合わせて「キャリアコンサルタント試験の出題範囲」を改定しました。 新「キャリアコンサルタント試験の出題範囲(キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目)」の適用は、2020年度(令和2)からの試験となっています。 過去問ではいろいろな法律の理解が問われます。キャリアコンサルタントを目指す方は、法律を理解するために、まず(目的)第1条又はそれに準じる条文を読んでおくことが必要です。併せて、第2条以下の概要を把握しておきましょう。 【問 き】労働関係法令及び …

キャリアコンサルタント国家試験合格 31 | テクノファ

今回はキャリアコンサルタントが勉強すべき労働関係法令の過去問についてです。「キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目6」には次のように説明されています。 6 労働政策及び労働関係法令並びに社会保障制度の知識 次に掲げる労働者の雇用や福祉を取り巻く各種の法律・制度に関し、キャリア形成との関連において、その目的、概念、内容、動向、課題、関係機関等について一般的な知識を有すること。 ① 労働関係法規及びこれらに基づく労働政策 ア 労働基準関係 労働基準法、労働契約法、労働時間等設定改善法、労働安全衛生法 イ 女性関係 男女雇用機会均等法、女性活躍推進法、パートタイム労働法(パー …

2022年1月
« 12月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031