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キャリアコンサルタント国家試験合格 115 | テクノファ

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キャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを行う上で係りのある働きかた改革を推進する多様で柔軟な働きかたをかなえる制度・施策が整備されてきていること、 その制度施策に基づく具体的な支援情報を、支援を必要としている人や支援する側の立場の人・組織に周知するサイトがあること、働きかた改革を推進するためには働く人のキャリア形成支援も重要であることから、キャリア形成支援におけるキャリアコンサルティングの役割が重視され、キャリアコンサルティングの質の向上や、キャリアコンサルタントの能力向上が図られていることなど、今まで主として働きかた改革に関連した事項を中心に説明してきました。

今回からは、キャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを行う際に必要な知識とそれを補う資料について、説明します。

今回はVPI職業興味検査について説明します。
独立行政法人労働政策研究・研修機構のサイト
https://www.jil.go.jp/institute/seika/tools/VRT.html
より説明します。

  • VPI職業興味検査

〇概要
VPI職業興味検査の原版は、アメリカでホランドによって開発されたVPI(Vocational Preference Inventory)で、原版を日本労働研究機構(現独立行政法人労働政策研究・研修機構)が日本向きに翻案したものです。6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)に対する興味の程度と、5つの傾向尺度(心理的傾向)(自己統制、男性-女性、地位志向、稀有反応、黙従反応)に対する個人の特性が測定され、プロフィールで表示される。

〇対象者
短大生、大学生以上。

〇所要時間
・実施時間 :15分~20分程度
・採点時間 : 5分程度

〇特徴
・160個の具体的職業名という簡単な素材を用いて興味の有無を回答するため、受検者が気楽に取り組むことができ、積極的な関心を引き出すことができます。
・職業を探索したり職業を選択するという行為を行っていくための動機付けや情報を提供します。
・実施・採点は簡便で受検者自身が自分で実施・採点できます。

〇興味を測定する6種の職業興味領域尺度は以下のとおりです。
・現実的興味領域(Realistic:R領域と略す)
機械や物体を対象とする具体的で実際的な仕事や活動の領域
・研究的興味領域(Investigative:I領域と略す)
研究や調査のような研究的、探索的な仕事や活動の領域
・芸術的興味領域(Artistic:A領域と略す)
音楽、芸術、文学等を対象とするような仕事や活動の領域
・社会的興味領域(Social:S領域と略す)
人と接したり、人に奉仕したりする仕事や活動の領域
・企業的興味領域(Enterprising:E領域と略す)
企画・立案したり、組織の運営や経営等の仕事や活動の領域
・慣習的興味領域(Conventional:C領域と略す)
定まった方式や規則、習慣を重視したり、それに従って行うような仕事や活動の領域

〇個人の特性(心理的傾向)を測定する5つの傾向尺度の名称とその内容は以下のとおりです。
・自己統制尺度(Self-Control:Co尺度) 自己の衝動的な行為や考えをどの程度統制しているかを示す。
・男性−女性傾向尺度(Masculinity-Feminity:Mf尺度) 伝統的な性役割にどの程度こだわっているかを示す。
・地位志向尺度(Status:St尺度) 社会的威信や名声、地位や権力をどの程度重視するかを示す。
・稀有反応尺度(Infrequency:Inf尺度) 職業に対する見方がどの程度ユニークであるかを示す。
・黙従反応尺度(Acquiescence:Ac尺度) どの程度幅広くさまざまな職業に関心を持っているかを示す。
(つづく)A.K

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