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キャリコンサルタント国家試験合格 177 | テクノファ

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キャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを行う際に必要な知識とそれを補う資料について説明していますが、今回は前回に続き学校教育制度とキャリア教育に関連する知識、資料として、学校教育に関する統計調査を説明します。

■高等学校卒業(予定)者の就職(内定)状況調査
文部科学省ホームページ
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kousotsu/1263034.htm
より引用説明します。

高等学校卒業(予定)者の就職(内定)状況調査については厚生労働省も高校生の就職内定状況について類似の調査を行っていますが、厚生労働省のものは学校及び公共職業安定所を通して求職している者のみを調査対象としています。一方、文部科学省のこの調査は、就職を希望する者全員を対象としており、公務員や自営業者を含んでおり母集団が大きくなっています。

≪高等学校卒業(予定)者の就職(内定)状況調査―調査の概要≫
高等学校卒業(予定)者の就職(内定)状況調査は、高等学校及び中等教育学校を新規に卒業する生徒の就職(内定)状況(10月末現在、12月末現在)及び決定状況(3月末現在)を把握し、就職指導や翌年度以降の選考開始期日の在り方の検討資料を得ることを目的とするものです。

新規高等学校卒業予定者に対する選考開始期日以降の就職(内定)状況をとらえる目的で、昭和50年度(昭和51年3月卒業者)から実施しています。平成17年度からはオンライン調査を導入しています。
<調査内容>
1.新規高等学校卒業(予定)者数(学科別)
国公私立の高等学校及び中等教育学校(全日制・定時制課程)
2.就職希望者数(学科別、県内・県外別)
国公私立の高等学校及び中等教育学校(全日制・定時制課程)
3.就職(内定)者数(学科別、県内・県外別)
国公私立の高等学校及び中等教育学校(全日制・定時制課程)
抽出方法は全数調査です。

<調査の時期>
調査周期は毎年10月、12月、3月

≪高等学校卒業(予定)者の就職(内定)状況調査-結果の概要≫
決定状況(3月末現在)について説明します。

文部科学省ホームページ
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kousotsu/kekka/1269236.htm
リンク先資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kousotsu/kekka/k_detail/mext_00021.htm
より引用説明します。
〇令和4年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和4年3月末現在)に関する調査について
1.調査内容
(1)調査対象
国立、公立、私立の高等学校(全日制・定時制)
(2)調査項目
学科別(国立、公立、私立の別)の就職内定状況
都道府県別(県内・県外別)の就職内定状況

2.調査結果の概要
(1)就職内定率(全体)
就職内定率(就職希望者に対する就職内定者の割合)は、97.9%(前年同期比同)。
(2)男女別
男子:98.4%(前年同期比同)
女子:97.0%(前年同期比0.1ポイント減)
(3)学科別就職内定率の高い順に、
工業99.4%、水産99.2%、商業99.0%、看護98.9%、農業98.8%、福祉98.1%、家庭97.9%、総合学科97.9%情報97.6%、普通95.8%
(4)都道府県別
内定率の高い県
福井県99.8%%、山口県99.8%、富山県99.7%、石川県99.7%、福島県99.6%、三重県99.6%、和歌山県99.6%、岩手県99.5%
内定率の低い県
沖縄県92.7%、神奈川県94.0%、千葉県94.6%、大阪府95.1%、滋賀県96.3%
(5)被災3県の就職内定率
岩手県99.5%(前年同比0.7ポイント増)
宮城県99.2%(前年同比0.5ポイント増)
福島県99.6%(前年同比0.1ポイント増)

■大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況等調査
文部科学省と厚生労働省では、大学等の就職相談員と新卒応援ハローワークの就職支援ナビゲーターとの連携による新卒者等の就職支援を行っています。
文部科学省と厚生労働省では、令和4年3月大学等卒業予定者の就職状況を共同で調査し、令和4年4月1日現在の状況を取りまとめています。

文部科学省ホームページ
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/naitei/1267704.htm
より引用説明します。

≪大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校卒業(予定)者の就職(内定)状況調査-調査の概要≫
大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校卒業予定の学生・生徒について就職内定状況等を把握し、就職問題に適切に対処するための参考資料を得るために行われます。

<調査の対象>国公私立大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校(専門課程)
<調査事項>調査対象者の性別、進路希望(就職希望又は非就職希望の別)、就職希望者の学校における専攻、就職希望者が企業等により内(々)定を受けた時期
<調査期日>調査実施年度の10月、12月、2月、4月の各1日現在

≪令和3年度大学等卒業予定者の就職状況調査(4月1日現在)調査結果≫
決定状況(4月1日現在)について説明します。
文部科学省ホームページ
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/naitei/kekka/k_detail/1422624_00003.htm
より引用説明します。

調査結果の主な概要
【全体の概要】
○大学の就職率は95.8%(前年同期比0.2ポイント低下)。このうち国公立大学の就職率は、96.1%(同0.2ポイント上昇)、私立大学は、95.6%(同0.5ポイント低下)。
○短期大学の就職率は、97.8%(前年同期比1.5ポイント上昇)。
○高等専門学校及び専修学校(専門課程)の就職率は、それぞれ99.1%(前年同期比0.9ポイント低下)、94.7%(同3.5ポイント上昇)。
○大学等(大学、短期大学、高等専門学校)を合わせた就職率は96.1%(前年同期比0.2ポイント低下)。専修学校(専門課程)を含めると96.0%(同0.2ポイント上昇)。
〇本調査における卒業者全体(就職希望者の他、「進学希望者」、「自営業」、「家事手伝い」等を含む)に占める就職者の割合(大学のみ)「72.9%」

【男女別の概要】
○男女別では、男子大学生の就職率は94.6%(前年同期比0.4ポイント低下)、女子は97.1%(同0.1ポイント低下)。また、国公立大学では、男子94.7%、女子97.6%、私立大学では、男子94.5%、女子97.0%となっている。

【文系・理系別の概要】(大学のみ)
○文系・理系別では、文系の就職率は95.4%(前年同期比0.6ポイント低下)、理系の就職率は97.4%(同1.5ポイント上昇)となっている。

【地域別の概要】(大学のみ)
○地域別では、中部地区の就職率が最も高く、97.0%(前年同期比1.3ポイント低下)となっている。
(つづく)A.K

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