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キャリヤコンサルタント国家試験合格 189 | テクノファ

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キャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを行う際に必要な知識とそれを補う資料について、前回に続きメンタルヘルス、自殺・過労死、ハラスメント等に関する知識、資料について説明します。

■事業場におけるメンタルヘルス対策の取組事例集
厚生労働省の資料
https://www.mhlw.go.jp/content/000615709.pdf
より引用説明します。

〇事業場におけるメンタルヘルス対策の取組事例集とは
メンタルヘルス不調は労働者だけでなく、職場や企業全体にも大きな影響を及ぼしかねないため、職場におけるメンタルヘルス対策が重要な課題となっていますが、メンタルヘルス対策に取り組む際の参考となるよう、メンタルヘルス対策に積極的に取り組んでいる事例の収集・調査を行い、メンタルヘルス対策に取り組む際のポイントやノウハウをとりまとめた事例集です。事例の収集・調査は、特に過重労働等が指摘されている自動車運転従事者、教職員、IT産業、外食産業、医療従事者を主な対象として実施していますが、それ以外の業種・職種にも参考となる取組が多く含まれています。

〇目的、活用方法
・メンタルヘルス対策に取り組む事業者、人事労務管理スタッフ、産業医、衛生管理者、保健師等の産業保健スタッフ等が活用するために作成されました。

活用方法として
・様々な職場で直面しやすい課題に着目し、業種や職種、事業場の特性に応じた取組を紹介しているので参考にする。。
・事業場ごとのメンタルヘルス対策における課題の把握や具体的な取組方法について検討する際の参考として役立てる。

〇内容
下記のような内容でまとめられています。
1.メンタルヘルス対策のポイント
(1)メンタルヘルス対策に関する方針の表明
(2)メンタルヘルス対策に関する計画の策定・見直し
(3)事業場外資源の活用
(4)関係者への理解・協力の呼びかけ

2.業種・職種の特性に応じた取組のポイント
(1)自動車運転従事者の場合
(2)教職員の場合
(3)IT産業の場合
(4)外食産業の場合
(5)医療従事者の場合

3.具体的な取組事例
(1)関連指針等
(2)相談窓口一覧
(3)情報提供サイト

■事業場内メンタルヘルス推進担当者テキスト
中央労働災害防止協会の資料
https://kokoro.mhlw.go.jp/brochure/supporter/files/mental_h2003.pdf
より引用説明します。

〇事業場内メンタルヘルス推進担当者テキストとは
平成18年3月に「労働者の心の健康の保持増進のための指針」が公示されメンタルヘルス対策に取り組むことが、法令面からも求められていますが、この指針において事業者は、産業医等の助言、指導等を得ながら事業場のメンタルヘルスケアの推進の実務を担当する「事業場内メンタルヘルス推進担当者」を選任することとしています。

厚生労働省から委託を受けた中央労働災害防止協会は検討会により、上記の事業場内メンタルヘルス推進担当者を養成するための研修カリキュラムを作成しました。次に事業場のメンタルヘルス推進担当者が実際に事業場内でメンタルヘルス指針に基づく役割を果たすための基礎知識を修得することができるようにするために、このカリキュラムに従ったテキストを作成しました。このテキストが事業場内メンタルヘルス推進担当者テキストです。

〇事業場内メンタルヘルス推進担当者テキストの目的
このテキストは、厚生労働省より公開され、事業場内メンタルヘルス推進担当者自身の活用に資するほか、事業場内メンタルヘルス推進担当者に対する研修を行う事業者等によって活用されるように作成されています。

〇内容
下記項目についてまとめられています。
第1章 メンタルヘルスケアの意義
1 職場におけるメンタルへルスケアの重要性
2 メンタルヘルスケアの考え方
3 労働安全衛生法について
4 労働者の心の健康の保持増進のための指針
5 事業場内メンタルへルス推進担当者の役割

第2章 ストレス及びメンタルヘルスケアに関する基礎知識
1 ストレスについて
2 事業場の心の健康づくり計画及び体制づくりの方法
3 4つのメンタルヘルスケアの推進

第3章 関係者との連携及び情報提供の進め方
1 事業場内関係者との連携
2 事業場外資源との連携
3 事業場外資源の活用

第4章 職場環境等の把握と改善の方法
1 職場のストレス要因の把握
2 職場環境等の改善を通じたストレスの軽減

第5章 メンタルヘルス不調への気づきと対応
1 労働者による自発的な相談とセルフチェック
2 管理監督者、事業場内産業保健スタッフ等による相談対応
3 労働者個人のメンタルヘルス不調を把握する際の留意点
4 メンタルヘルス不調に関わる病気
5 メンタルヘルス不調への対処
6 自殺の実態と予防を含めた対応

第6章 職場復帰における支援の進め方
1 職場復帰支援の流れ
2 管理監督者及び事業場内産業保健スタッフ等の役割
3 プライバシーの保護
4 その他の検討・留意事項

第7章 企業のリスクマネジメントとコンプライアンス及び個人情報の保護への配慮
1 メンタルヘルスと企業の社会的責任
2 安全配慮義務と労働安全衛生法について
3 精神障害等の労災認定
4 個人情報保護法とメンタルヘルス対策に関する個人情報保護の取扱い

第8章 事例研究
1 事例研究(討議)の進め方
■こころの健康サポートガイド 困ったときに受けられる支援・サービス
厚生労働省の資料
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/docs/supportguide.pdf
より引用説明します。

〇こころの健康サポートガイド 困ったときに受けられる支援・サービスとは
こころの病気は、誰でもかかり得る病気です。からだの病気と同じように、不調に気づいたら、早めに適切な治療を受けることが回復にとって重要です。こころの病気と一口に言っても、病気の種類や症状は様々です。長い時間をかけてつきあっていくものもありますが、生活習慣病と同じように、治療を続けて症状を上手にコントロールしながら生活することもできるのです。

こころの病気にかかった人たちが、地域で安心して生活を送るためには、一人一人がこころの病気について正しく理解し、様々な支援・サービスのしくみがあることを理解して、必要なときにはそれぞれの状況に応じたサービスを活用することが重要です。「こころの健康サポートガイド」はこころの病気に関する相談先、働くための支援、住まいや生活介護などの生活支援、医療費の助成などの経済的支援など様々な支援・サポート情報を紹介しています。

〇目的
地域で安心して生活を送るために、本人だけでなくより多くの人たちにこころの病気についての正しい理解を図ること、様々な支援・サービスの存在を告知すること、また支援・サービスの活用を図ること。

〇内容
下記のような項目についてガイドしています。

◇こころの悩み・医療相談
保健所
市町村(保健センター)
精神保健福祉センター
夜間・休日の精神科救急医療相談
こころの病気に関する医療機関

◇働くための支援
ハローワーク(公共職業安定所) 職業紹介
障害者就業・生活支援センター
ジョブコーチ支援
職業訓練

◇病気で仕事ができないときの保障制度
傷病手当
労災補償

◇休職後の職場復帰への支援
職場復帰支援 (リワーク支援)

◇在宅サービス
ホームヘルプサービス(居宅介護)
行動援護
生活介護

◇ショートステイ(短期入所事業)
短期入所事業

◇支援を受けられる住まい
グループホーム(共同生活援助)、ケアホーム(共同生活介護)

◇退院のための支援
精神障害者地域移行・地域定着支援事業(退院促進支援事業)

◇住まいを借りるための支援
住宅入居等支援事業(居住サポート事業)

◇日中活動の充実のためのサービス
就労移行支援事業所
就労継続支援A型
就労継続支援B型
地域活動支援センター
自立訓練(生活訓練)
ハローワーク 住居・生活支援窓口

◇医療費の助成
自立支援医療(精神通院医療費の公費負担)
高額療養費制度
都道府県の心身障害者医療費助成制度
医療費控除

◇精神障害者保健福祉手帳
精神障害者保健福祉手帳
◇生活費の保障
生活保護
障害年金
特別障害者手当
特別障害給付金制度
特別児童扶養手当
障害児福祉手当
扶養共済制度
生活福祉資金

◇税金が安くなる制度
障害者控除と特別障害者控除(所得税・住民税の控除)
自動車税・軽自動車税及び自動車取得税の控除
(つづく)A.K

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