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キャリア開発支援のためのメールマガジン…vol.36(2015年12月号)…

■□■━━【コラム】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

 キャリア・カウンセラー便り"藤田恒夫さん"
  ◆このコーナーは、活躍している「キャリア・カウンセラー」からの近況や情報などを発信いたします。◆

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今回からコラムを担当させて頂く藤田です。

今回は初回ですので自己紹介も兼ねて私が関わるキャリア・カウンセリングの領域と私がカウンセリングを行う対象者について書かせて頂きます。

私のキャリア・カウンセラーとの出会いは9年近く前になります。当時は企業で人事・労務の仕事をしていましたが、仕事に悩む社員と接する自分の対応に何となく不全感をもっていました。

そんなときに知ったのがキャリア・カウンセラーというものでした。

そして紆余曲折を経て、現在は自治体の委託を受けてキャリア・カウンセラーと精神保健福祉士として主に生活保護受給者の就労支援に携わっています。

主な仕事の領域は福祉事務所でのカウンセリングと研修センターで行う就労に向けたトレーニングですが、私の接する人たちは
以前勤めていた企業での悩む人たちとは全く趣を異にします。

当初はそのギャップに戸惑う毎日でした。

現在、私が接する人達は自分から進んで面談に来られる方は殆どいません。
市のケースワーカーに背中を押されて"しぶしぶ"やってくる人ばかりです。

夫々が様々な事情で生活保護を受けることになり、今の生活を脱したいとは思いながらも、自信を失い前に進むことが出来ない人達です。

現在に至る事情や就労を阻害する要因も長期の持病や怪我、精神疾患などを抱えた方、母子、刑余者、障がい等いろいろで、就労には程遠いと思えてくる方も珍しくありません。

そのような相談者とのカウンセリングは一筋縄では行かないケースが大半になりますし、就労までを支援するとなるとカウンセリングだけでは就労というゴールまでたどり着けません。

骨を折って就労まで支援する前に支援者自身の心が折れそうになることも、また、怒りに感情に支配されそうなこともしばしばです。

通勤するお金が無い、携帯電話が無い、やる気も無い、
仕事してないブランク10年!、おまけに腰痛で仕事に制限が・・・・、
そんな方をどうやって意欲を持ってもらい、就労まで支援していけばよいのでしょうか。

今年の4月から生活保護に陥る前に自立した生活に戻れるよう、生活困窮者自立支援法が施行され、各自治体で温度差はあるにせよ支援が動き出しました。

これまでの社会問題となっている生活保護の受給者対応と合わせますと多くのキャリア・カウンセラーがこのような人達の就労支援に携わるようになってきました。

キャリア・カウンセラーの活躍する領域が拡大することは大変喜ばしいことではありますが、現場では私と同じような体験をしながら戸惑っている方が多いのではないでしょうか。

次回からは私の企業でのカウンセリングも含め、就労支援でのカウンセリング体験をお伝えしていきたいと思います。

皆さんのカウンセリングのお仕事の参考になれば幸いです。
おわり


キャリア開発支援のためのメールマガジン…vol.34(2015年10月号)…

■□■━━【コラム】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
 キャリア・カウンセラー便り"池元正美さん"
  ◆このコーナーは、活躍している「キャリア・カウンセラー」からの近況や情報などを発信いたします。◆
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キャリア・コンサルタントを巡っては、国の方でも新しい制度が導入されようとしています。

現場で実務者として活動している身としては、その影響について考え、変化にどのように対応していくのかについて準備していかないとならないのではないかと感じています。

社会的にはキャリア・コンサルティングが認知され、キャリア・コンサルタントの活動分野も今後ますます広がり、キャリア・コンサルタントを目指す人も増えていくでしょう。

また社会が求める能力と期待は高まり、同時に私たちの担うべき役割とその責任も大きくなっていきます。
このような環境の中だからこそ、私たちキャリア・コンサルタントは、より高い能力を身につけ、発揮していかなくてはならないと思います。

そしてこれから起こるであろう変化を待つまでもなく、現在の働く現場では、若い人材の確保と育成、リーダー・管理者の養成、高年齢社員の能力発揮機会の創出など課題も多岐にわたり、個別の対応が必要な場面も増えてきております。

他にも求職者支援、キャリア教育、職業能力開発などの場面も含め、キャリア開発に関する分野もどんどん広がっております。
そのような状況の中、一人のキャリア・コンサルタントが全てに対応することはますます困難になってくるのではないでしょうか。

そういったことも踏まえ、今後は各キャリア・コンサルタントが自分の得意分野や役割、専門性に合わせ、独自の機能を持ち、お互いに連携していくことも重要になってくるのではないかと感じています。

私たちには絶えざる自己研鑽と、専門性の獲得、幅広いネットワークの形成などに意識的に取り組んでいくことが強く求められるのではないでしょうか。

これから私は、自分自身の目指す方向性をしっかり見定め、そこで必要となる能力を身につけ、専門性を高め、発揮できるように挑戦を重ねて行きたいと思っています。


キャリア開発支援のためのメールマガジン…vol.32(2015年8月号)…

キャリア・カウンセラー便り"池元正美さん"

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◆このコーナーは、活躍している「キャリア・カウンセラー」からの近況や情報などを発信いたします。今回は"池元正美さん"です。◆

キャリア・カウンセラーとしての活動をご紹介する第三回目です。
今回は企業・組織におけるキャリア開発、人材育成についての活動です。

私はキャリア・カウンセラーとして企業の経営者や人事担当の方々とお会いしお話しを聞く機会が多いのですが、ここ二、三年の傾向として、人材不足を課題に挙げている企業が増加しつつあるようです。
私が拠点としている鹿児島では中小企業も多く、業種によっては必要とする新入社員の確保に苦慮しているとの声をお聞きすることも増えてきました。

また、現在の年齢構成のバランスを見て、今後5年、10年後を考えたとき、今から対策をとっていく必要性を感じている経営者や管理者の方々からのお問い合わせも多くなってきました。

そんなことも影響しているのでしょうが、今在籍している人材が辞めない対策や人材育成、能力開発支援に関しての関心も高くなっているようです。
「社員に長く働いて欲しい、求める人材になれるよう成長してほしい」
という希望を持ち、そのために今後どのようにしてキャリア開発支援に取り組んでいけばいいのかという相談が増えてきました。

組織の維持発展のために、キャリア開発支援に取り組んでいく上での方策として、キャリア・カウンセリングの導入を考えている企業が増えていることを心強く感じています。同時に、私たちキャリア・カウンセラーに対して企業や社会が求める期待に応えていく責任を感じています。

私が現在、企業の中で取り組んでいる活動は、

*従業員を対象にしたキャリア・カウンセリング
*管理職を対象にした管理能力向上のための研修
*人材育成・能力開発支援に関する具体策の策定と展開
*シニア世代を対象としたキャリア見直しのためのワークショップ
などが中心です。
これらの取り組みを通して、組織と個人とのパイプ役になり、双方にとってより良い環境づくりができることを目指しています。

企業の中に入り、関係者と一緒に様々な課題と向き合い、解決のための方策に取り組んでいるのですが、成果が見えたり、より良い変化につながった時に大きな喜びを感じます。

今後さらに多くの課題にも対応できるようにするため、キャリア開発への理解を深め、組織開発など関連する分野についての知識や経験を積んでいきたいと思っています。

  おわり~


キャリア開発支援のためのメールマガジン…vol.30(2015年6月号)…

キャリア・カウンセラー便り"池元正美さん"
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◆このコーナーは、活躍している「キャリア・カウンセラー」からの近況や情報などを発信いたします。今回は"池元正美さん"です。◆

テクノファでは定期的に【キャリア・カウンセラー養成コース】が実施されています。
この講座は、昨年に引き続き、今年も私の地元鹿児島からの参加者がいらっしゃいます。
この方との出会いは、私が企業におけるキャリア開発支援の一環で訪問させていただいたことがきっかけでした。
その後、キャリア開発に強い関心を持たれ、職場からの要請もあり、私たちと一緒に学習を積んでこられました。学習する過程で、コース修了者との情報交換や、基本的な理論・知識を学び、やがて本格的な学習を進めていきたいと思うようになったようです。

そして【キャリア・カウンセラー養成コース】受講の気持ちが膨らみ、職場の支援も得ることができ、今回の受講に繋がりました。
ご本人もですが、経営陣のこの講座への期待が大きく、現在毎週鹿児島から会場の川崎に通学されていらっしゃるのです。
このように鹿児島でも確実に、キャリア開発/キャリア・カウンセリングに取り組んでいこうとする仲間が増えていくことがとても嬉しいです。

さて、私がキャリア・カウンセラーとしての活動を通して感じていることについてお伝えすることの第二弾です。
今回は大学とのかかわりについて書いていきます。

一般的に、大学でキャリア・カウンセラーが担っている役割としては、
*キャリアセンター等で学生たちを対象にした相談業務
*キャリアデザイン科目等の講師
といったものが主な分野になるのではないでしょうか。

私は地元の私立大学で非常勤講師を担当させていただいています。
そもそものきっかけは、導入レベルのキャリア・コンサルタント養成講座で大学の教授と出会い、大学における学生たちのキャリア開発支援に関する現状や課題をお聞きする機会があったことでした。

その時は「いつかお役にたてることがあれば、連絡ください」くらいのことで終わったのですが、数年後、学外にサテライトオフィスを設置するということでご連絡をいただきました。

そこでは、卒業生を対象に就職活動、離転職の相談などを中心にした担当しました。
このオフィスでの3年間でたくさんの卒業生と出会い、それぞれの現実や思いに触れながら、地方都市でキャリア・カウンセラーとして活動していく上で必要なことにも気づくことができ、その後の実務上のヒントにもなっています。

またサテライトオフィス勤務3年目からは、大学におけるキャリアデザイン科目のうち「コミュニケーション力育成」「社会人の仕事術」という二科目の講師も務めさせていただくことになりました。

私は学生時代に高校の教諭を目指していた時期もあり、いつか教壇に立てたらという漠然とした思いはあったのですが、まさか、キャリア・カウンセラーとして大学の非常勤講師を務めることになるとは想像もできない出来事でした。

大学の講義はシラバスに基づいて進んでいきますが、それぞれの講義の事例や資料、ワーク等の内容については任せていただき、日ごろから考えていた「学生として身につけて欲しい能力」に気づき、習得できるような内容を心がけ取り組んでいきました。

特に伝えていきたい内容は「内的キャリア」「自己決定・自己責任」といった考え方をベースに置き、学生時代に取り組んでほしいキャリア開発についてのものでした。
解説や個人作業、グループワークを通しての対話式の講義は、学生たちにとって未経験の部分が多く、新鮮な驚きを感じた学生も多かったようです。

当初は、全く未経験な大学での講義に慣れず、戸惑うことも多く、学生たちとも十分な交流ができたかは自信がありませんでしたが、後日色々と感想を教えてくれた学生もいて、卒業後もSNSなどを通して繋がっています。

現在は教員を目指す学生を対象にした「職業指導」の講義も担当しており、彼らが実際に教育現場で実施していくキャリア教育についても、更に研究していく必要性を感じています。

その点では、NPO日本キャリア・カウンセリング研究会で行われている大学での実務者同士での交流は貴重なものです。

他の方々の実践例をお聞きすることもあり、その背景や大学での環境、学生たちの生の様子、抱えている課題など話題が尽きることがありません。
講義における学生とのやりとりやテーマ設定等についてのヒントを得ることも多いです。
やはり、同じ立場の専門家同士で交流することが、とても重要なことだということを実感します。

また、大学内においても、他の先生方や職員の皆さんへもキャリア開発の重要性と可能性について伝え、広げていくことが今後の課題にもなっていきそうです。

また、企業の経営や人事に携わっている方々との交流もありますので、教育現場の様子を伝えたり、教育現場への要望をお聞きしたりすることも増えてきました。
偶然にも教育現場と社会との間をつなぐ場所に立っていることもあり、今後は今の立場で地域におけるキャリア・カウンセラーとしての役割を見つけ、果たしていきたいと思っています。

  おわり~