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キャリア開発支援のためのメールマガジン…vol.79(2019年8月号)

■□■━━【コラム】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
 キャリアコンサルタント便り"木之上拓浩さん"
  ◆このコーナーは、活躍している「キャリアコンサルタント」からの
   近況や情報などを発信いたします。◆
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皆さん、はじめまして。
テクノファキャリアコンサルタント養成講座5期修了の木之上拓浩です。

「ビジネスパーソンをもっと元気に!」をモットーに、企業研修講師として、
この15年で700日ほど研修を実施してきました。

でも、最初から上手に研修ができたわけではありません・・・。
実は、私、人見知りなんです。
初対面の人が苦手で、なかなか自分から話しかけられない。本当は、早く仲良くなりたいのに、うまく関係が作れない・・・。そんな人間が、気がついたら、企業研修講師として1万人以上ものビジネスパーソンに影響を与える存在になっているのだから驚きです。
今日は、そんな私が、講師として大切にしていることをお伝えしたいと思います。
少しでも、皆様の参考になれば幸いです。

先日、久しぶりに外部のセミナーに参加しました。20名ほどの方が参加されていましたが、初対面の方ばかりで、人見知りの私には、ちょっと辛い・・・。
不覚にも、緊張してしまい、自分らしく関わることができませんでした(恥)皆さんは、こんな経験はありませんか?

営業をされている方や、対人関係が得意な方は、こんなことはないと思いますが、
内勤をされている方や、対人関係が苦手な方は、初対面の場面では、どうしても緊張して、ぎこちない関わり方になってしまうようです。

では、なぜ緊張するのでしょうか?
それは、新しい環境に、脳が無意識に危険を感じてしまうからなんですね。
お互いが心に壁を作って、ビクビクしてしまう・・・。じゃあ、この心の壁を取り払うには、どうすればいいのでしょうか?

答えは簡単です。
そう、お互いのことを理解し合えばいいんです。

でも、その一歩がなかなか踏み出せない・・・。特に対人関係が苦手な方は!
仲良くなるのに、時間がかかるんです。仲良くなってしまえば、深いお付き合いができるんですけどね。なかなか自分から、積極的に関われない・・・。

研修開始時は、初対面同士で緊張しているのか、会話も少なく「シーン」としていて、ひとり一人が、スマホに目を落し、周りと関わろうとしない・・・。
講師の私にまで、緊張感が伝わってきます。こんな状態で、研修を進めても、会話が弾むわけもなく、ディスカッションも低調になり、気づきの少ない、ただ受けるだけの研修で終わってしまいます。これでは、研修する意味がありませんよね。

そこで私は、研修冒頭から、アイスブレイクにたっぷりの時間をかけるようにしています。イスから立ち上がってもらって、背伸びしたり、ストレッチしたり、フラフープを使ったミニゲームをやってみたり、とにかく、身体を動かし、声を出し合い、みんなで体験できるミニワークをやっていくのです。そうすると、五感が刺激されて、感情が動き始めます。
自然に笑いがこぼれたり、歓声があがったり、失敗しても笑い飛ばして、OKにしあえたり!自然に、互いの心の壁が取り払われて、安全・安心な場が出来上がります。

さきほどまでの緊張は、すでに消え去り、安心して心を開きあい、互いに学びあっていこうという積極的な場が出来上がるのですね。こうなると、その後の研修は、非常に建設的な時間になり、内容の濃いものになっていくのです。

人間関係が得意な人も、苦手な人も、どんな人でも無限の可能性を秘めた存在です。ただ、その可能性を引き出すのは、研修講師の関わり方次第!いかに、「安全・安心な場」を提供できるかにかかっていると思います。

研修以外でも、職場やミーティング、会議、ワークショップ等々・・・。様々な対人場面がありますよね。その場所は、皆さんにとって「安全・安心な場」になっていますか?

もし、その場に「安全・安心」を感じることができていないとしたら・・・皆さんのパフォーマンスは、ブレーキがかかった状態になっているのかもしれませんね。

アイスブレイク一つ加えるだけで、「安全・安心な場」な場が生まれ、皆のパフォーマンスがあがるとしたら、どうでしょうか?取り入れない手はないと思いますけど、皆さんは、どう思われますか?

今日の教訓!
『アイスブレイクで、安全・安心な場を創る』

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

おわり



キャリア開発支援のためのメールマガジン vol.78(2019年6月号)

■□■━━【コラム】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

キャリア・カウンセラー便り"川原恵美さん"テクノファ養成講座13期生です。

◆このコーナーは、活躍している「キャリア・カウンセラー」からの近況や情報などを発信いたします。◆

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はじめましてテクノファ修了生で、現在岩手県遠野市でキャリアコンサルタントとして活動しております、川原恵美と申します。

今回の投稿では、私のキャリア自覚と今取り組んでいるキャリア開発のお話をさせていただきます。

私のキャリア自覚は、平成22年に受講したテクノファのキャリアカウンセラー養成講座(第13期盛岡)で受けたCDW(キャリア・デベロップメント・ワークショップ)でした。

「キャリア」という「自分にとっての生き方・働き方」を「自分が主導で考える」という、私の中では衝撃の考えを学び、この考えこそ私が求めていたことだと、キャリアに惚れ、キャリア開発を主とした研修を岩手でしたい一心で、唐突に当時メインでご担当いただいていた今野先生にお声かけしました。

皆さんと共有したいので、取り組んでいるキャリア開発の中身をここに記載します。
一部、 私の言葉に編集しています。

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※新版事例「キャリア・カウンセリング」より育成と開発と治療
人材育成の共通する点は「成長」

<育成>
育成とは、もともと持っている能力をさらに大きくする意や、個人の持ち味や能力に付加価値を付け加える意、あるいは成長を促して、組織の期待に応えられるようにすることを意味する。
育成とは、その人の内面に焦点を当てるというよりは、その組織の問題解決や生産性の向上、現状の改善という意味合いが大きい。目標設定、業務遂行手順の仕組みづくり、人事考課制度などが該当する。

育成にはレベリングの意味も大きく、新入社員教育に代表されるように、その組織が期待する社員という水準にまで能力水準を上げる、水準を揃えるという考え方が強い。

つまり、一般に育成という場合は、組織としてのニーズに基づき、備わっている個々の能力を、ある一定のレベルまでに高めることによって期待に応えるよう目標設定することが比較的多いが、そこに働く個人個人の納得がなければ、「やらされ感」「不満感」につながる可能性が高い。

<開発>
開発とは、未発達のものを発達させる意や、潜在化している能力を、顕在化することの意味をもつ。

開発は、個人の動機づけによる意味・価値の自覚であったり、行動変容につながる何かしらの「内的きっかけ」であったりする。その前提が「気づく」という内省からスタートする。

つまり、開発とは、「今、自分が存在する場所で行うこと(今の職場で働くこと、遠野市で生きること)の意味・価値・意義に気づく」ことであり、「自分事として物事を考える思考と行動」であり、「自覚と覚悟」とも言える。

開発は「発達」に基づいている。人間の発達(成長)には段階があって、「這う」という段階をクリアしなければ、次の「歩む」という課題をこなせない。

日本の組織を見てみると、新入社員の段階では、その組織の持つ文化や規範を学習し、半端な仕事や雑用も引き受けていくというプロセスの中で、学習する者としての課題をこなさなくてはならないことが多い。これらの課題を十分にこなさないままに先輩社員としての段階に入っても、先輩社員としての課題をこなす準備が備わっていないための不適応が生じ、職場の集団の一員としてメンバーシップを獲得することができない。

また、あるまとまった仕事を任されるようになれば、責任を負うということを学ぶという課題がある。
この課題をある程度クリアしないままに次の段階に進んでも、次の段階の課題である、まとまった仕事の責任者として他人の過ちをも引き受けなければならないという 責任の拡大性に応えていくことはできない。

つまり、「育成」「開発」に共通しているのは「成長」であるが、前提として本人が自ら成長しようとすることを促進・援助することであり、「育ててやる」「開発してやる」「治してやる」ということではないことを、管理者は意識しなければならない。
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今も多くの企業研修が「人材育成」であり、「一定のレベルに達する」ための研修内容が多いと感じています。
いまでもはびこっている「ヒト・モノ・カネ」と人を他のものと同等に扱う研修ではなく、「一人ひとりを大切にし、一人ひとりが持ち味を発揮し合い、新たな組織との共生の創造」を理念に、「開発」を軸とした「人育て」に今後も取り組みたいと思っています。

しかし、現在もこれでいいのか、いつも自分の考えや取り組みにあがき、もがき、前に進んでいる状態です。ぜひ、皆さんと仲間になり、テクノファ修了生の皆さんの 力、キャリアカウンセラーの皆さんの力、キャリアコンサルタントの皆さんの力を借りたいと思っています。

このメルマガがきっかけとなり、皆さんとお知り合いになれれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

  ◆おわり◆



キャリア開発支援のためのメールマガジン…vol.76(2019年4月号)…

■□■━━【コラム】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

 キャリア・カウンセラー便り"石井弥生さん"テクノファ養成講座27期生です。

  ◆このコーナーは、活躍している「キャリア・カウンセラー」からの近況や情報などを発信いたします。◆

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<相談業務に就業して >

私は27期生としてテクノファで学びました。

カウンセラーになりたいと思いこの講座を受け始めたけど、授業についていくのは大変だったし、肝心のロールプレイの練習は上手くいかず絶望的な気持ちでしたが、何とかキャリアコンサルタントの試験に合格しました。

でも未経験の私をカウンセラーとして雇ってくれるところはありませんでした。
就労支援に活かせそうな経歴もなく、何度も気持ちがくじけそうになりました。

少しでも就労支援の仕事をしたいと思い、東京しごとセンター多摩の就職セミナーの運営業務で勤務をした後、現在ハローワークの窓口の一般相談員として勤務をしています。

最初は職場の独特な雰囲気に戸惑っていましたが、いまの所、どうやら私はこの仕事が苦ではないらしいと感じています。

「楽しい」という言葉は適切ではないかもしれませんが、色んな方の話が聞けるのが興味深いのです。
相談業務の現場に就業出来たことは私にとってとても嬉しいことでした。

ハローワークに来所される方々は、年代も15歳から80歳近くの方と幅広く、会社員の方だけでなく、中学や高校、大学を中退した方、主婦の方、母子家庭の方、介護等で退職をされた方、外国人の方、生活保護の方、障害者の方など状況や背景も異なり、様々な方がいらっしゃり、どんな方の担当になるか分かりません。

また、ここに来られる方々の目的や希望もみな違います。仕事を探しており、就業の相談を希望する方が多数ですが、その希望する働き方や相談内容も様々。

雇用保険受給のためになど、逆に積極的な相談を欲していない方もいらっしゃいます。
また前職場での理不尽な思いを怒りとして表す方や、つらい体験を涙ながらにお話しになる方もいらっしゃいます。

その方々によって、さらっと対応したり、じっくり話を聞いたり、柔軟に対応するように心掛けています。

指名を頂いたり、偶然何回も同じ方の対応させて頂くこともありますが、基本一期一会な気持ちで相談業務にあたっています。

求職者の方の力になれるように、何か持って帰って頂けたらなぁと思い対応しています。

例えば、職務経歴書が書けない方。ご自分のことを大した事やってきてないと思っている方には、それまでやってきたことや心掛けてきたこと挙げてもらい、ご自分の力に気づいて欲しいなと思っています。

話の中でどうやったらその人の良さをうまく引き出していけるかな…というのは毎回の課題です。

方向性が定まれば、求職者の方は自分の力で歩いていくことが出来ます。
どうするかを選ぶのはその方次第。私の役割はその選択のためのお手伝いだと思っています。

ハローワークの相談業務は、求職者の方のためにあるべきですが、その一方で職務として積極的な紹介件数や就職件数を求められる部分もある訳で、その辺りのジレンマもあります。

また予算の関係で来年もこの職務に就いていられる保証もない仕事でもあります。

自分の対応へのフィードバックや指導もなく、ミーティングもないので、この対応で良かったのか悩むこともあります。

遠慮して肝心なことを聞き損ねてしまったり、自分がしゃべりすぎてしまったり、失敗や葛藤も日々あります。

他の相談員さんとコミュニケーションをとり情報交換の必要性を感じます。

適切な支援や情報提供が出来るように、応募書類や面接のアドバイス、働き方改革など社会情勢、業界や業種の知識、労務の知識、カウンセリングスキル、メンタルヘルスなどまだまだ知識や 経験が足りず、学びたいことはたくさんあります。

「分かる」ことや「出来る」ということは、自分自身の理解や気づきの中でしか消化できないのかなと。
それには試行錯誤があり、実践して時間をかけて、自分の血や肉にしていくしかないのだろうと思います。

この仕事に就くということは、ずっと学びつづけていくことだと思います。

私は相談業務の入り口に立ったばかりですが、いずれは個別支援や自分でセミナーが出来たらいいなと思っています。

ここでの経験を糧にして、自分がこの先どういうカウンセラーでありたいのか考えながら、人生の午後を生きていきたいと思います。

  ◆おわり◆