キャリアコンサルタントの知恵袋 | 株式会社テクノファ

実践に強いキャリアコンサルタントになるなら

グロース・マネージャー (第2部)

2026/10/08   -実践編・応用編

キャリアコンサルタントの方に有用な情報をお伝えします。 4.職場環境とマネジメント(2)業務キャッチアップ型とメンバー配置型 1)業務キャッチアップ型 業務キャッチアップ型は、管理職就任の前後で業務内容が大きく変化するなど、業務の非連続性が大きい一方で、メンバー構成は比較的同質的であるという特徴を持つ。そのため、個別対応やフォローがそれほど多く発生しない場合もあり、新しい業務を理解しキャッチアップすることが優先されやすい。結果として、業務理解やスキル習得に多くの労力や時間を費やすことになりやすい職場環境である。 <Dさん(33歳・男性)の場合> Dさんは、業務の効率化を重視し、目的達成のための …

グロース・マネージャー (第1部)

2026/10/06   -実践編・応用編

キャリアコンサルタントの方に有用な情報をお伝えします。 1.はじめに 本書は、法政大学教授・田中研之輔氏と岩月優氏による共著である。 社員が持続的に成長していくための鍵は、一人ひとりが自らの課題や現状を的確に把握し、将来のありたい姿を明確に描いたうえで、目の前の仕事に主体的に向き合い、日々の実践を積み重ねていくことにある。そして組織には、研修・育成・評価・制度といった多面的な仕組みを通じて、社員のキャリア開発を支援する役割が求められる。 しかし、現実の企業現場においては、これらの仕組みが必ずしも十分に機能しているとは言い難い。加えて近年、企業はDX(デジタル・トランスフォーメーション)によるビ …

健康で安全な生活の確保3

2026/10/04   -実践編・応用編

キャリアコンサルタントが知っていると有益な情報をお伝えします。 前回に引き続き、健康で安全な生活の確保についてお話しします。 国民の多くは、健康で安全な生活をすることを願っています。一方で、大規模な自然災害が発生しても、機能不全に陥らないで復旧復興に取り組まねばなりません。また、日常生活に潜む危険(感染症等)などから身を守る対策にも万全を記す必要があります。 ◆身体活動・運動 身体活動・運動の量が多い者は、少ない者と比較して循環器病、2型糖尿病、がん、ロコモティブシンドローム、うつ病、認知症等の発症・罹患リスクが低いという報告があります。厚生労働省では、「健康日本21(第三次)」における身体活 …

健康で安全な生活の確保2

2026/10/02   -実践編・応用編

キャリアコンサルタントが知っていると有益な情報をお伝えします。 前回に引き続き、健康で安全な生活の確保についてお話しします。 国民の多くは、健康で安全な生活をすることを願っています。一方で、大規模な自然災害が発生しても、機能不全に陥らないで復旧復興に取り組まねばなりません。また、日常生活に潜む危険(感染症等)などから身を守る対策にも万全を記す必要があります。 ■厚生労働省の取組みについて 感染症対策においては、発生後速やかに患者を治療し、まん延を防止することが重要であるため、国や都道府県では、感染症法上のエボラ出血熱を含む一類感染症の患者の入院を担当する特定感染症指定医療機関や第一種感染症指定 …

健康で安全な生活の確保

2026/09/30   -実践編・応用編

キャリアコンサルタントが知っていると有益な情報をお伝えします。 国民の多くは、健康で安全な生活をすることを願っています。一方で、大規模な自然災害が発生しても、機能不全に陥らないで復旧復興に取り組まねばなりません。また、日常生活に潜む危険(感染症等)などから身を守る対策にも万全を記す必要があります。今回は、健康で安全な生活の確保についてお話しします。 健康危機管理・災害対策の推進 ■健康危機管理の取組み 厚生労働省においては、「厚生労働省健康危機管理基本指針」に基づき、原因の明らかでない事態も含め、医薬品、食中毒、感染症、飲料水等の何らかの原因により生じる国民の生命、健康の安全を脅かす原因の明ら …

持続可能な医療・介護の実現  5

2026/09/28   -実践編・応用編

キャリアコンサルタントが知っていると有益な情報をお伝えします。 持続可能な医療・介護の実現についての最終回です。少子高齢化によって、ますます労働力の減少が進んでいます。医療・介護も例外ではなく、将来的に医師や看護師、介護従事者が減っていくことは避けられません。つまり、社会と同じく需要と供給のバランスが崩れてしまう可能性があります。このバランスをどう保っていくかが、医療・介護業界の課題です。また、医療費も今後増える一方であり、税金が減ってしまえば、必然的に社会保障費の確保が難しくなってきます。 地域包括ケアシステムの推進と安心で質の高い介護保険制度 ■介護保険制度の現状と目指す姿 2000(平成 …

持続可能な医療・介護の実現  4

2026/09/26   -実践編・応用編

キャリアコンサルタントが知っていると有益な情報をお伝えします。 前回に引き続き、持続可能な医療・介護の実現についてお話しします。少子高齢化によって、ますます労働力の減少が進んでいます。医療・介護も例外ではなく、将来的に医師や看護師、介護従事者が減っていくことは避けられません。つまり、社会と同じく需要と供給のバランスが崩れてしまう可能性があります。このバランスをどう保っていくかが、医療・介護業界の課題です。また、医療費も今後増える一方であり、税金が減ってしまえば、必然的に社会保障費の確保が難しくなってきます。 安定的で持続可能な医療保険制度の実現 ■医療保険制度改革の推進 我が国は、国民皆保険制 …

持続可能な医療・介護の実現  3 

2026/09/24   -実践編・応用編

キャリアコンサルタントが知っていると有益な情報をお伝えします。 前回に引き続き、持続可能な医療・介護の実現についてお話しします。少子高齢化によって、ますます労働力の減少が進んでいます。医療・介護も例外ではなく、将来的に医師や看護師、介護従事者が減っていくことは避けられません。つまり、社会と同じく需要と供給のバランスが崩れてしまう可能性があります。このバランスをどう保っていくかが、医療・介護業界の課題です。また、医療費も今後増える一方であり、税金が減ってしまえば、必然的に社会保障費の確保が難しくなってきます。 ◆歯科医師の確保 人口構成や歯科疾患の罹患状況の変化、医療や介護等における歯科保健医療 …

ミドルシニア期からのキャリア開拓 8

2026/09/22   -実践編・応用編

キャリアコンサルタントの方に役に立つ情報をお伝えします。 4)興味を持ったら一度やってみる キャリア開拓を持続的に進める原動力となるのは、「興味を持ったら、一度はやってみる」という姿勢である。まずは何事にも挑戦してみることが大切である。 そのうえで、「次もやりたいか」「継続したいか」は、自分の心の声に耳を傾けて判断すればよい。もし違和感があるなら、一度でやめても構わないのである。 後半50年のキャリア形成において重要なのは、目の前のことに熱中する「虫の目」と、中長期的にキャリア資本を蓄積していく「鳥の目」の両方を持つことである。 さらに大切なのは、「業務をこなす」という発想から、「キャリア資本 …

ミドルシニア期からのキャリア開拓 7

2026/09/20   -実践編・応用編

キャリアコンサルタントの方に役に立つ情報をお伝えします。  6)キャリア開発の効果検証 近年、「キャリア自律」や「キャリアオーナーシップ」という言葉が、組織の中でポジティブに使われる機会が増えてきた。 その背景には、「社員の主体的なキャリア形成が企業にどのような影響をもたらすのか」という問いへの関心の高まりがある。 これまで、この問いに対して示されるものの多くは定性的なデータであった。例えば、公募制度を利用して他部署へ異動した社員へのヒアリングでは、「新しい部署で新たな挑戦ができ、成長を実感できた」といった主観的な感想が中心となっていた。 もちろん、こうした本人の実感や意欲の変化は重要である。 …