キャリアコンサルタントとは
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■□■━━【コラム】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
キャリア・カウンセラー便り"原口由美子さん"です。
◆このコーナーは、活躍している「キャリア・カウンセラー」からの
近況や情報などを発信いたします。◆
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初めまして。46期の原口由美子と申します。
需要調整機関で職業相談の業務をしております。
皆様はどんなきっかけでキャリコンの資格を取得されましたか?
私はなんと、履歴書の書き方とか学びたいと思ったから、笑。
無知すぎにも程がある、、、。
職場の同僚に相談した際、その場で伊良波さんに電話してくださり
「こりゃ、もう断れない」と思ったのがテクノファとご縁を頂いた経緯です。
講座が始まってびっくり、理論?自己理解?
それに同期の皆様は立派なキャリアの方々ばかり。
よくまあ、事前準備もせずに申し込んだと反省しかありませんでした。
私の人生を理論に当てはめれば、プランドハプンスタンス理論。
皆様のように立派な職業キャリアがあるわけでもなく、
出産を機に退職後は子育てに合わせて働き方を変えてきました。
いわゆるパートのおばちゃん。
今の職場も最初は3ヶ月限定、短時間の事務補助業務。
前職を家庭の事情で続ける事が難しくなり退職した私にとって「短時間だし、
3ヶ月なら何とかなるかも」と思ったのがきっかけ。その後、縁あって現在に至ります。
元々、人と話すのは苦手だし、職業に対する知識もない、相談業務なんて
出来るだろうか?と不安も大きかったですが、それよりも好奇心とやってみたい、
何とかなるだろうの気持ちが大きかったのかと思います。
子育てに合わせ働き方を変えてきた事が、意外にも役にたってるような気がします。
基本、事務職ですが、メーカー、運輸、医療等の業界で働いてきたこと、
また、私生活で介護やIT業界の情報も入ってきた事等、浅い知識でありますが、
様々な相談で仕事を理解するにはとても役立った経験でした。
日々の相談業務で心がけている事は、話を聞く時には「相談者さんと同じ景色をみること」、
これはロープレの際に伊良波さんから頂いたアドバイス。
実践してみると自然に「聞く」が「聴く」となり、自然と信頼関係が構築でき、
相談者さんの本音を引き出せる感じ。
実は養成講座を受講しなくても受験資格はありましたが、
受講したからこそ今の相談スタイルがあると思っています。
信頼関係の構築ができてもその後の展開はまた難しく、、、
更に勉強してより良い支援をしたいと思い、キャリコン受験後に2級技能士を受験、
運よく合格。私が感じたのは、キャリコンは傾聴、関係構築重視、技能士はコンサル。
様々な背景を持った人が相談にくる職場です。相談者さまそれぞれに対応も変わります。
先日、「キャリコン資格を取得したので仕事で実践したい」という相談に、一つの求人を
提案した所、「自分と違う環境の人の支援は出来ない」とのご回答でした。
少し残念な気持ちになってしまいました。皆様はどんな支援をされていますか?
私は環境が同じだから理解出来るではなく、理解というよりもっと知りたい、
もっと聴かせてという思いを大事に思って相談業務に取り組んでいます。
最近は職探しも高齢化が進み、80代の方もチラチラ来られます。
支援者側も時代に合わせ柔軟な対応が求められます。
より良い支援を続ける為に、キャリコンの学びに終わりはないと感じ、
もっともっと努力しなければと思いながら日々の業務に励んでおります。
◆おわり◆