「 基礎編・理論編 」 一覧
-
-
2026/08/28 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタントの皆様方にためになる情報をお伝えします。 4)質問13:キャリアの方向性が見えなくなってきました 仕事を覚えていく時期は、日々自分の成長を実感しやすく、キャリアについて迷うことはあまりありません。 しかし、仕事に慣れてくると「自分はどこに向かっているのだろうか」と、方向性が見えなくなる時期が訪れます。 そのようなときに必要なのが、「キャリアの戦略設計」です。今後どのようなキャリア資本を蓄積していくのかを意識し、自分のキャリアを中長期的な視点でデザインしていくことが重要になります。 仕事に慣れてきたという自覚がある場合、実は「さらなる変化」が必要なサインでもあります。 物 …
-
-
2026/08/26 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタントの皆様方にためになる情報をお伝えします。 7)質問7:「令和に主流となるのは、どのような働き方ですか?」 「昭和」「平成」「令和」という3つの時代を軸に、働き方やキャリア観がどのように変化してきたのかを整理してみましょう。 令和に入ってから、私たちは2つの歴史的なターニングポイントに直面しています。 ① 日本型雇用の転換(終身雇用の終焉) 1つ目は、終身雇用制度の限界が明確になったことです。いわゆる「日本型雇用ショック」とも言える出来事が起こりました。トヨタ自動車の豊田章男社長は、日本自動車工業会の会長会見において「終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と発言 …
-
-
2026/08/24 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタントの皆様方にためになる情報をお伝えします。 1.はじめに 本書の著者は、法政大学教授の田中研之輔氏です。田中教授は、米国での在外研究を終えて法政大学に着任してから3年ほど経った頃、目の前の業務には真摯に取り組んでいるものの、その先のキャリアが見えず、「このままでよいのだろうか」と悩む時期を経験されたといいます。 日々の仕事に向き合っていても、将来像が描けないと、どこか停滞感が残り、心も十分には満たされません。そこで突破口を求め、キャリア開発に関するさまざまな文献を読み進める中で出会ったのが、「プロティアン・キャリア」という考え方でした。 「プロティアン・キャリア」とは、個人 …
-
-
2026/08/22 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタントの皆さん方に有用な情報をお伝えしています。 3)WHYと期待をしっかり伝える 人的資本経営において、メンバーに仕事をアサイン(渡す)するときは、WHAT(何をするのか)やHOW(どのように進めるのか)だけでなく、WHY(なぜその仕事を行うのか)を伝えることが重要です。 WHYが明確になることで、仕事に向き合う動機づけが高まります。 WHYを伝える際には、次の3つの視点が有効です。 キャリアプランの視点 その仕事が本人の将来像につながるものであると理解できるようにし、仕事を通じてキャリアのイメージが持てるよう支援します。 働く動機の視点 メンバー一人ひとりの働く動機の違い …
-
-
2026/08/20 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタントの皆さん方に有用な情報をお伝えしています。 5)チーム経営責任者に必要な7つの能力 「人的資本経営」の時代に活躍が期待される「チーム経営責任者(TMO)」には、どのような能力が求められるのでしょうか。それを総称して「チーム経営力」と呼び、7つの能力に分解して説明できます。これらは、人的資本との関わり方に応じて分類できます。 ・ チームの人的資本を伸ばす能力 ① キャリア支援力 ポジション中心の組織内キャリアではなく、人的資本に注目した「個人のキャリア形成」を支援する能力です。 ② 強み発見力 メンバーの弱点ではなく、本人も気づいていない強みに目を向け、それを引き出して活用 …
-
-
2026/08/18 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタントの皆さん方に有用な情報をお伝えしています。 1.はじめに 本書は、経営コンサルタントを経て人材研修会社を立ち上げた上林周平氏によって執筆され、法政大学の田中研之輔教授により監修されています。上林氏は、企業への研修や人事施策の支援を行う中で、終身雇用制が過去のものとなり、雇用の流動化が進む現在、個人の価値観や生き方を尊重しながら組織のパフォーマンスを最大化する「人材という資本」の活かし方を根本から変える必要があると主張しています。 これまで「当たり前」とされてきた個人と組織の関係が行き詰まっていることは、すでに多くの人が実感していることでしょう。そこで注目されているのが「人 …
-
-
2026/07/31 -基礎編・理論編
横山哲夫先生が2019年6月に逝去されて今年は3回忌になります。テクノファでは2004年に先生のご指導でキャリアコンサルタント養成講座を立ち上げさせていただいて以来、今年まで実に16年もの間先生の思想に基づいたキャリアコンサルタント養成講座を開催し続けさせていただきました。 横山哲夫先生はモービル石油という企業の人事部長をお勤めになる傍ら、組織において個人が如何に自立するか、組織において如何に自己実現を図るか生涯を通じて研究し、又実践をされてきた方です。 横山哲夫先生は、個人が人生を通じての仕事にはお金を伴うJOBばかりでなく、組織に属していようがいまいが、自己実現のためのWORKがあるはずで …
-
-
2026/07/29 -基礎編・理論編
テクノファでは2004年に先生のご指導でキャリアコンサルタント養成講座を立ち上げさせていただいて以来、今年まで実に16年もの間先生の思想に基づいたキャリアコンサルタント養成講座を開催し続けさせていただきました。 横山哲夫先生はモービル石油という企業の人事部長をお勤めになる傍ら、組織において個人が如何に自立するか、組織において如何に自己実現を図るか生涯を通じて研究し、又実践をされてきた方です。 横山哲夫先生は、個人が人生を通じての仕事にはお金を伴うJOBばかりでなく、組織に属していようがいまいが、自己実現のためのWORKがあるはずであるという鋭い分析のもと数多くの研究成果を出されてきております。 …
-
-
2026/07/27 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタントが知っていると良いと思われる「組織文化とリーダーシップ」を紹介します。本記事はエトガー・H・シャインの著作「組織文化とリーダーシップ」を横山先生が翻訳されたものです。横山先生はシャインが2006,7年頃(記憶があいまいですみません)来日した時の立役者(JCC:日本キャリア・カウンセリング研究会が招待した、彼と娘さんが来日した)で、東京、大阪でシャインが講演をする際にいつも同席し、そればかりか新幹線で京都案内までされて、ごくごく親しく彼の人柄に触れた唯一の日本人でありました。 <ここより翻訳:2010年シャイン著> 両社ともに家族であることが語られてきたが,家族という言葉に …
-
-
2026/07/25 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタントが知っていると良いと思われる「組織文化とリーダーシップ」を紹介します。本記事はエトガー・H・シャインの著作「組織文化とリーダーシップ」を横山先生が翻訳されたものです。横山先生はシャインが2006,7年頃(記憶があいまいですみません)来日した時の立役者(JCC:日本キャリア・カウンセリング研究会が招待した、彼と娘さんが来日した)で、東京、大阪でシャインが講演をする際にいつも同席し、そればかりか新幹線で京都案内までされて、ごくごく親しく彼の人柄に触れた唯一の日本人でありました。 <ここより翻訳:2010年シャイン著> この出来事は私にとって,当惑といらだちを生むものだった。し …