キャリアコンサルタント国家資格3 I テクノファ

2020/08/13   -基礎編・理論編

厚生労働省のキャリアコンサルティング実施のために必要な能力要件の説明をしています。前回は、「Ⅱキャリアコンサルティングを行うために必要な知識、11.個人の多様な特性の知識」まで説明しました。今回は、「Ⅲ キャリアコンサルティングを行うために必要な技能、1.基本的な技能、(1)カウンセリングの技能」から説明を続けます。 Ⅲ キャリアコンサルティングを行うために必要な技能 1.基本的な技能 (1)カウンセリングの技能 ・カウンセリングの進め方を体系的に理解したうえで、キャリアコンサルタントとして、相談者に対する受容的・共感的な態度及び誠実な態度を維持しつつ、様々なカウンセリングの理論とスキルを用い …

キャリアコンサルタント国家資格2 I テクノファ

2020/08/11   -基礎編・理論編

厚生労働省のキャリアコンサルティング実施のために必要な能力要件の説明をしています。前回は、「Ⅰキャリアコンサルティングの社会的意義」~「Ⅱキャリアコンサルティングを行うために必要な知識、3.職業能力開発(リカレント教育含む)の知識」まで説明しました。今回は、「Ⅱキャリアコンサルティングを行うために必要な知識、4.企業におけるキャリア形成支援の知識」から説明を続けます。 4.企業におけるキャリア形成支援の知識 ・企業における雇用管理の仕組みについて理解していること。 -代表的な人事労務施策・制度の動向及び課題 -セルフ・キャリアドックをはじめとした企業内のキャリア形成に係る支援制度・ 能力評価基 …

キャリアコンサルタント国家資格 I テクノファ

2020/08/06   -基礎編・理論編

キャリアコンサルタント国家資格は、厚生労働省が定めるキャリアコンサルタントに関する国家資格試験に合格し、登録する必要があります。 日本の国家資格には次の4種類がありますが、上(業務独占資格)の拘束力が一番強く下へ行くほど拘束力は弱くなります。 ・業務独占資格 ・名称独占資格 ・設置義務資格 ・技能検定 それぞれについて説明をします。 ・業務独占資格 医師、看護師、診療放射線技師などが該当します。資格を持っている人だけが、独占的にその仕事を行うことができます。 ・名称独占資格 キャリアコンサルタント(標準レベル)、栄養士、保育士、保健師、作業療法士などが該当します。資格を持っている人だけが、その …

キャリアコンサルタント検定試験3 I テクノファ

2020/08/04   -国家試験

「1.経済成長の変化」に引き続き、労働環境の変化についてお話します。 2.人口構造の変化と人口減少 人口構造の変化だけでなく出生率低下による人口減少、家計構造の変化、家族構成の変化、教育改革、社会環境の変化などの影響により、女性の社会的役割が変わり、女性の労働市場への参加が増えてくることになります。従来の企業は男性社会そのものでしたが、今や女性活躍社会の実現が求められています。 高齢化と少子化について、総人口に占める65歳以上の比率は総務省統計局資料によると次の通りです。 ・1970年で7.1% ・1990年で12.1% ・2000年で17.4% ・2019年には28.4% (将来予測) ・2 …

キャリアコンサルタント検定試験2 I テクノファ

2020/08/01   -国家試験

キャリアコンサルティングという専門的支援が必要となったのは、バブル崩壊がったからです。それまで日本企業においてその成長を支えていたのは年功序列、終身雇用、企業内労働組合であったことは周知のことですが、 それが功を奏したのは、日本と日本の貿易相手国の経済成長が右肩上がりだったからです。右肩上がりの経済成長を前提にした日本企業の経済活動は、バブル崩壊によりその前提が崩れたために、企業は労働者の丸抱えができなくなり、大量解雇や事業の統廃合が始まりました。いわゆるリストラです。その結果、労働者は好むと好まざるとにかかわらず、自分の生き方や働き方は、自分の問題として自分で考えることを余儀なくされました。 …

キャリアコンサルティングとキャリアカウンセリング6 I テクノファ

2020/07/26   -基礎編・理論編

ここまで3回にわたってヘルピング技法について紹介してきました。同技法は、ヘルパーとヘルピーの相互作用によって、ヘルピーが、さらに自己探索を進め、自己理解を深め、行動計画を修正し、より効果的な行動をとれるようになることを目指す援助サイクルであることをお伝えできたなら幸いです。 さて、今回から3回の予定でブリーフ―セラピー(BFT)を取り上げます。BFTに関心を持ったのは、私が理事として運営をお手伝いしている日本家族カウンセリング協会※1で、理事長の長谷川啓三※2先生から直接お話を伺うようになったことがきっかけです。ここからは日本家族カウンセリング協会研修会での長谷川先生の講義内容と若島孔文 長谷 …

キャリアコンサルタント検定試験 I テクノファ

2020/07/16   -国家試験

キャリア開発・形成の支援活動であるキャリアコンサルティングに関しては、国家資格キャリアコンサルタントと、国家検定キャリアコンサルティング技能検定1級・2級があり、キャリアコンサルティング技能検定はキャリアコンサルタントの上位に位置付けられます。キャリアコンサルタントは国家資格となり、名称独占となったため「キャリアコンサルタント」を名乗るにはキャリアコンサルタント試験に合格、資格取得後に登録が必要です。キャリアコンサルティング技能検定に合格すればキャリアコンサルティング技能士の称号が付与されます。キャリアコンサルティング技能士の他に、登録すれば「キャリアコンサルタントを名乗ることができます。 キ …

うつ病を自覚しないクライエント2 I テクノファ

2020/07/10   -実践編・応用編

前回に続きAさんがクライアントとして来た時の話です。 Aさんの仕事は周囲から見るとかなり多忙で激務ともいえるものでしたが、Aさん本人はこの仕事を特に苦痛と感じることはなく、むしろ前回にも述べたように、やりがいを求めて転職して良い結果を得られたと感じていたようです。 しばらくしてAさんはこの職場でキャリアを積み管理職(課長)に昇格しました。昇格したとはいっても中堅企業ゆえ、いままで担当していた仕事はそのまま自分の仕事として継続して担当し、新たに部門のマネジメント業務が増えることになりました。さらに一つ重要な仕事が増えました。この会社の営業の仕事として製品や部品の原価の確認と決定業務にかかわってい …

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キャリアコンサルタント養成講座15 I テクノファ

2020/07/01   -基礎編・理論編

ー 傾聴とは積極的に聴くことである ー ドラッカーは近代経営学の父と呼ばれた人ですが、彼は経営者が効果的にマネジメントする8つの慣行を提案しました。その中に「最初に聴き、最後に話す」というものがあります。リーダーシップの本質は「信頼を獲得して結果を得ること」ですが、 信頼を得る行動で最大効果を生むものが聴くことであると述べています。驚くべきことに、多くの指導者は聴くことをうまくやれません。多くの調査で「指導者の聴く能力」は、評価項目で最も低いレベルに位置付けられています。最初に聴いて、最後に話しすることは大変重要なことです。 それはとても単純ですが、多くの人々はそれを理解することができません。 …

うつ病を自覚しないクライエント I テクノファ

2020/06/22   -実践編・応用編

前回は本人がうつ病であると自覚して専門医の診断を受けた例を紹介しました。キャリアコンサルタントとしては、ある意味扱いやすい事例だったと思います。しかし、本人もキャリアコンサルタントもうつ病にかかっていることを知らないでいると、コンサルティングで意識せず症状に思わず一歩踏み込んでしまう失敗があります。うつ病は職場の環境や人間関係が引き金になって発症するケースが多いと思いますが、Aさんのようにはっきりとした精神症状を伴わないために、周囲の人も本人もうつ病であることに気付いていないクライアントは数多く存在します。 国内では100人に3~7人の割合でそのようなうつ病が発症していると言われており、一度発 …

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